肋骨って動かしたほうが良いです

こんにちは。須磨板宿パーソナルジムSibのトレーナーの坂本です。

今回は肋骨と自律神経についてのお話です。

ストレッチや呼吸法、ヨガなどが「自律神経にいい」と言われる理由…実は**「肋骨の動き」**が深く関わっていることをご存じですか?

今回は、肋骨がどのように自律神経とつながっているのか、そして日々の運動でどのようにケアできるのかを、わかりやすくご紹介します。

---💡肋骨は“呼吸”だけのためにあるわけじゃない?

肋骨といえば、肺や心臓を守る骨格…というイメージが強いですよね。

でも実はそれだけじゃありません。

肋骨の周りには、自律神経の中枢である**交感神経幹(こうかんしんけいかん)**が走っていて、呼吸のリズムや感情、緊張・リラックスのバランスにも大きな影響を与えています。

つまり、肋骨が固まって動きが悪くなると…呼吸が浅くなる胸郭が広がらず、酸素が入りにくくなる交感神経が過剰に働き、イライラや不安が増えるといった、自律神経の乱れに直結してしまうんです。

---🌀自律神経と肋骨の“意外な”つながり

自律神経には、緊張モードの「交感神経」とリラックスモードの「副交感神経」があります。

実はこのバランス、肋骨の動き=呼吸の質によってダイレクトに影響を受けるんです。肋骨がしなやかに動いている → 深くゆっくりした呼吸ができる → 副交感神経が優位になってリラックス肋骨が硬くなっている → 浅く速い呼吸になりやすい → 交感神経が優位になって緊張状態につまり、「肋骨を動かす=心を整える」ことにつながっているのです。

🧘‍♀️肋骨を動かす!おすすめのシンプルな運動3選

日々の生活の中で肋骨を意識して動かすだけでも、自律神経のバランスは整いやすくなります。

✅1. サイドストレッチ

(肋骨の横の動き)両手を頭の後ろで組み、左右にゆっくり倒す

脇腹〜肋骨の外側を気持ちよく伸ばす呼吸を止めずに、息を吐きながら倒すのがポイント✅

2. 胸を開くストレッチ

(前後の動き)両手を背中で組み、肩甲骨を寄せるように胸を開く胸の前、肋骨の前側がぐっと伸びる感覚を意識呼吸が入りやすくなる感覚が実感できます

✅3. 呼吸エクササイズ

(内側から肋骨を動かす)

仰向けになって両手を肋骨の横に添える鼻からゆっくり吸って、肋骨が横に広がる感覚を感じる口から長く吐いて、肋骨が自然にしぼむ感覚を意識→ これだけでも副交感神経が優位になり、リラックス効果あり!

---✨まとめ:肋骨は「感情のアンテナ」肋骨の動きは、身体の中でも特に「感情」や「呼吸」と密接な場所。

自律神経のバランスを整えるには、ただリラックスするだけでなく、意識して身体(特に肋骨)を動かすことが大切なんです。

ぜひ、今日から深呼吸や軽いストレッチで、あなたの肋骨にやさしくアプローチしてみてください。気づかぬうちに、心までスッと軽くなるはずです。

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