帯は日本人にとって最高の姿勢改善ツール
なぜ「帯」が姿勢改善に良いのか?
「帯」と聞くと、着物を着るときの装飾品というイメージが強いかもしれません。
しかし近年、この日本古来の和装文化が姿勢や健康に良い影響を与えるということが、専門家の間でも注目されています。
本記事では、帯が身体に与える科学的な効果と、和の文化が持つ“自然な健康法”としての側面を専門的に解説します。
帯を締めることで得られる体への3つの効果
① 腹圧が高まり、体幹が安定します。帯を締めることで、お腹まわりに腹圧がかかります。
これにより、横隔膜・腹横筋・骨盤底筋・多裂筋が連動し、「体幹の安定性」が高まります。
② 自然と姿勢が良くなる
帯を締めることで、腰回りが支えられ、猫背・反り腰を防ぎやすくなるだけでなく、呼吸や動作の中で「軸を保つ意識」が芽生え、背筋が自然と伸びます。
無理に「気をつけ姿勢」を作るのではなく、「支えられているから整う」感覚が大切です。
③ 骨盤・体幹の感覚が高まる(固有受容覚の活性化)帯が触れていることで、身体の中の位置感覚(=固有受容覚)が刺激されます。
これにより、自分の骨盤の傾きや腰の位置に気づきやすくなるため、姿勢が崩れにくくなります。
和の文化は「自然なトレーニング」
着物+帯の文化は、「締めることで姿勢が整い、ゆっくりと動くことで筋肉が目覚める」という、日本人の生活に自然に組み込まれたボディメンテナンス法ともいえます。
ゆっくり歩く=股関節の動作を丁寧にする帯を締める=腹圧と体幹の意識正座する=骨盤の立て直しという繋がりですね。
和文化は、「動く禅」や「感覚の教育」とも呼ばれ、身体操作や呼吸法に通じる面があります。
和文化としての所作が、身体操作の質を高める現代人こそ、帯や和の身体観に学ぶことで、自分の身体ともっと深くつながると考えます。
須磨板宿パーソナルジムSibでは最先端科学に基づくだけでなく、先人の知恵を活かした運動法など取り入れて体が心地よく、健やかに筋肉をつけることを重視しています。
興味のある方は是非体験から。
最後まで呼んでいただきましてありがとうございました☺️